セコム株式会社(創業者 戸田寿一) 会社紹介
セコム株式会社は、戸田寿一と飯田亮が創業した日本初の警備会社である。
本社は東京都渋谷区神宮前にあり、現在セコムグループとして国内はもちろん海外21の国と地域にも事業展開をしている。
セコム株式会社(創業者 戸田寿一) 概要
法人名 セコム株式会社
所在地 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-5-1
創業者 戸田寿一 飯田亮
電話番号 03-5775-8100
設立 1962年7月7日
資本金 664億円(2019年9月末現在)
業務内容 セコムグループの事業、セキュリティ事業、防災事業、メディカル事業、保険事業、地理空間情報サービス、BPO・ICT事業、国際事業、不動産事業
セコム株式会社(創業者 戸田寿一) 公式サイト
セコム株式会社(創業者 戸田寿一) 公式SNS
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・YouTubeチャンネル
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セコム株式会社(創業者 戸田寿一) 創業者
戸田寿一 飯田亮
セコム株式会社(創業者 戸田寿一) 事業
かつてセコム株式会社は、日本警備保障株式会社という社名だった。1983年12月に社名変更となったのだが、当時より社会システム産業というビジョンを掲げており、それを構築するために社名変更は必須であると判断を下したからであった。
グループで、セキュリティ事業を中心とした防災事業、メディカル事業、保険事業、など各事業分野ごと新事業の創出・拡充に取り組むことでトータルして日本中にセコムが安心安全を提供できるようにしてきた。
<社会システム産業として重要な8つの事業>
セキュリティ事業
防災事業
メディカル事業
保険事業
地理空間情報サービス事業
BPO・ICT事業
国際事業
不動産事業
・セキュリティ事業
セキュリティはいつでもどこでも誰にでも利用できるものではならないという考えのもと、事業展開をしてきたセコム。セキュリティとは社会基盤として必要不可欠とし、創業時は日本初の警備保障会社として、巡回警備サービスや常駐警備サービスの提供を始め、1966年には企業向けオンラインセキュリティシステムも開発することとなった。
次々と、現金護送システムや大規模施設向けセキュリティシステム、セコムホームセキュリティ、ココセコムなど最新の技術を駆使した革新的なセキュリティシステムの開発普及を行ってきた。
・セキュリティ事業
これまで提携していた、防災業界最大手の能美防災株式会社の第三者割当増資を引き受けることで、2006年に連結子会社にした。これによってセコムグループの防災事業はセキュリティ事業との強力な融合化を可能とした。
2012年には、防災業界大手のニッタン株式会社がセコムグループになり、現代、能美防災・ニッタンと協力しながらインテリジェントビル、商業施設から住宅用火災警報器など防災システムを提供し続ける。
・国際事業
1978年に初めて、台湾へオンラインセキュリティシステムを提供するセキュリティ会社として、現地企業の国際実業グループと合弁し、中興保全科技股份有限公司を設立したのが国際事業の始まりとなった。
現在では海外17の国と地域にて安全安心を提供している。セキュリティ事業・防災事業・地理空間情報サービス事業などアジアを中心に、イギリス、スウェーデンにも展開している。
セコム株式会社(創業者 戸田寿一) 創業秘話
セコムの前身である日本警備保障株式会社が設立されたのは1983年7月7日だった。東京都港区芝公園のSKFビル。
しかし、当初は東京都千代田区九段南の千代田会館というビルに設立のための準備事務所を開設。セコム創業者の戸田寿一と飯田亮は、友人同士で、お酒を飲みながら夢を熱く語り合う日々を過ごしていた。その日は欧州に警備を事業とする会社があることを知り、非常に興味をもった。
「社会から評価される事業」「誰もやったことない事業」「前金がとれる事業」を前々から起業の条件として掲げており、「まさにこのことではないか?」と、すぐに日本にも警備会社を設立することを決断したのである。
とはいえ、当時日本は警備に重要性を感じていなかった。「水と空気、安全は無料」という雰囲気があり苦労に苦労を重ねてきたセコム創業者の戸田寿一と飯田亮。大きなきっかけとなったのは1963年の東京オリンピックであった。組織委員会より警備の依頼を受け工事段階から大会が終了まで選手村の警備を行った。
大量の人員が必要になり終了後仕事量を確保したりと困難な判断となったが、セコムの掲げる企業理念「社会に有益な事業を行う」のもと、引き受ける決断をした。東京オリンピックの選手村の警備という大役を見事やり遂げたことで、組織委員会より表彰されるなど、高い評価を受けた。
これにより、セコム株式会社(日本警備保障株式会社)が日本中に広く知られることとなった。